【やってよかった】初めての有害駆除体験記【完結篇】

狩猟

 今年は、例年とは違い、全国各地で梅雨が長引き、ほとんどの地域で8月初旬に梅雨明けし、その後は一転して気温40度に迫る天気が続いています。

 そんな中、7月1日から始まった約2ヶ月弱のわたしの初めての有害駆除が終了しました。

 今回初めて有害駆除に参加してみて、感じたことを書いていこうと思います。

 

何か獲物は取れたかい?

残念ながら、一匹も取れなかったよ。あっ!そうそう、猫はかかっていたけど、捕獲対象じゃなかったから逃したよ(笑)

まあ、かかったのは僕、、いや猫だったわけだけど、箱罠の蓋が落ちていた時、興奮した?

したした(笑)
最初は、箱罠が草陰に隠れていてよく見えなかったんだけど、確かに箱罠の蓋が閉じていて、多分向こうも人間が近づいてきたことに気づいたらしくガンガン音を鳴らして暴れていたから、やった!取れた!っていう気持ちと、え・・まだ心の準備ができていないどうしよう・・っていう気持ちが入り混じったよ。
まあ、結果的に猫だったわけだけど、それでも慌てたなあ(笑)
と、同時にもっと大きなイノシシに対峙した時、ちゃんと捕獲できるのか考えさせられる経験だったね。

確か、3つの箱罠を設置して、当番制で見回っていたんだよね。何か気づいたことはあった?

うん。今回は初めて猟友会という組織を通じて、有害駆除というものに参加させてもらったわけだけど、気づかされることが多かったかな。

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有害駆除を通じて、筆者が気づかされたこと・考えさせられたこと

わたしは夏に狩猟をすることが嫌いかもしれない

 わたしは趣味をいうものを、「年中」できるものでなければならないとなんとなしに考えていました。もう一つ「ジムで筋トレ」を趣味にしているのですがまさしくサボれば筋肉は落ち、筋力が保てないので、筋トレにオフシーズンはありません。当然狩猟も猟期以外のシーズンは、狩猟に関係する有害駆除に参加して、狩猟技術を維持していかないといけないと思っていました。
 しかし、冒頭でも申し上げたとおり、今年は例年になく長雨で、さらに梅雨明け後は、連日猛暑が続いています。
 長雨による土砂崩れの危険性、熱中症リスク。
 また、夏山は冬山に比べて、マダニ・ヒル・ヘビ・ハチなど危険な生物の動きが活発です。
 有害駆除の捕獲対象が、『自分が猟期に取りたいもの』と一致しないと、猟期の予行演習にもなりません。

 わたし自身10年以上続いている筋トレも、あまり気分が乗らないときは早々に切り上げたり、行かなかったりすることで長く続けることができています。無理をして『狩猟』自体を嫌いになってしまうぐらいなら、この時期の有害駆除には参加しないという選択もアリかもしれません。

相手を知ることが大事

 これは、有害駆除の見回りをし始めて、1ヶ月程度罠に何の変化もなくマンネリ化を感じていた中、 Twitter上で呟いた愚痴に対して、経験者の方からいただいたアドバイスでなるほどな〜と思ったことなのですが、この時期を使って、仕掛ける罠に誘引する餌、例えばイノシシだったら、米ぬかに「味付け(塩・ソース)」を加えて、どのタイプの米ぬかが一番食いつきがよいか試すなど、本番の猟期のために、有害駆除の期間に色々試してみてはどうかという助言でした。

 わたしはなんとなく、猟友会が用意したドッグフードをただなんとなく箱罠の奥にセットしただけで何も考えていなかったにも関わらず、取れない取れないと愚痴をこぼしていたのです。
 例えば、イノシシが取りたいのであれば、いつ活動するのか、群れで行動するのか、どんな餌を好むのか、餌のまきかたでイノシシはどう行動するのか、もっと相手のことを知ることが大事だったのです。
 わたしがこれからしようとしていることは、生きている動物を捕まえることなのです、自分が今まで経験してきたことは、動物には通用しません。これに今気づけたことはとても良かった。

猟期の「狩猟」と、有害駆除の「狩猟」は時として別物

 今回、わたしはいきなり11月の猟期を迎えるまえに、果たして狩猟とはどんなものなのか知りたくて、有害駆除に参加しました。
 わたしは、猟期に「山中」の「イノシシと鹿」を「くくり罠」を使って「単独あるいは少人数」でやることをイメージしていました。
 しかし、実際わたしの地域の有害駆除は、「農地」で「ハクビシンなどの小型害獣」を「箱罠」を使って「大人数で当番制」で箱罠を見回りする物でした。
 わたしはイメージと現実とのあまりのギャップに、駆除に対してモチベーションが上がりませんでした。
 もちろん、有害駆除の時期でも、冬の猟期と変わらずイノシシや鹿を捕獲できる地域はあると思います。

 あまりこの「狩猟と猟友会と有害駆除」の面に突っ込みすぎると、話が終わらないほどSNS上でもたびたび出てくる話題なのですが、趣味のために狩猟をやりたい人と、畑の農作物に被害が出て困っていて狩猟をやる人、この二つの面が狩猟にはあり、純粋に趣味として狩猟をやりたい人が時々農作物被害防止のため、害獣駆除に駆り出されることがあるようで、その度にこの議論は巻き起こります。

 わたしは今回の有害駆除を通じて、『自分は、冬山に入って、狩猟をしたい』と再確認できたので、自分が追い求めるスタイルを発見できたことはとても良かったです。
 キャンプもそうですが、テント選び(コスパ・寝るだけテント・全室が広くて色々できるテントなど)にあれこれ悩んだりしますが、意外に何回かやってみると、わたしにとっては、テントって寝るだけのものなので、一畳程度のスペースのテントで良かったなんて、やってみて自分のスタイルに気づくこともあるんですよね。

有害駆除を終えて、これからすべきこと

林道調査・山林調査

 さて、これについてはすでに動き出している面もありますが、昨年度のハンターマップを片手に猟場になりそうな場所を探しています。
 まだ、公共の山林で狩猟する場合と、私有地の山林で狩猟をする場合、どういった手続きを踏まえなければならないのか分からないので、模索中です。

罠の購入または自作・標識の作成

 これは猟期はまだまだ先・・何て言ってるとあっという間に猟期を迎えてしまいそうなので、今シーズンは既製品を購入し、標識だけ自作してみようと思います。

捕獲した獲物の処理

 これが今のところ一番の問題です。
 その場で捌いて持って帰るのか、食肉処理施設に持ち込むのか。
 狩猟車は、用意できています(後日ご紹介♪)。

 まとめ

 最初の方でもお伝えしましたが、なんだかんだで有害駆除に早い段階で参加できたことで、これだけの収穫がありました。
 最近は始めたくても、コロナ禍で色々なことが出来なくなっています。

 わたしの経験をお伝えすることが、皆さんの一助となることを。

 

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