【おすすめ】「山のクジラを獲りたくて」を読んでみた【バイブル】

本の写真 狩猟

山のクジラとは、昔、獣肉を食べることがタブーだった時代に、イノシシのことを山の鯨と称して食していたイノシシの通称のようです。

 先日、購入した「山のクジラを獲りたくて(著者;武重 謙)」を読了しました。

 わたしは、合間合間で読み進めたので、本の購入から読了まで、1ヶ月程度掛かってしまいましたが、本のページ数は、250ページ程度なので、本好きな方やまとまった時間が取れる方は、数日で読み終えるボリュームだと思います。

 ネタバレにならない程度に、わたしが読み終えた感想と、本の紹介をさせていただこうと思います。

 なお、わたしはこの本、すでに2周目に入っており、マーカーペンを片手に重要な部分に線を引き、バイブル化しています。(笑)

 狩猟のスタイルは色々分かれています。銃猟、網猟、罠猟か。単独かグループか。

 私は、どういう猟をしたいのか漠然としたイメージはあったものの、はっきりとは決まっていませんでした。しかしこの著者の本を読んで、「やれるかどうかは別にして」、罠猟で単独で完結できるスタイルを目指してみたくなりました。

 著者は、現在北海道の稚内でゲストハウスを営んでらっしゃるそうなので、いつかお会いしてお話をしてみたいといった目標もできました(笑)

 最初にお話ししておくと、この著書は、「鉄砲単独忍び猟」というスタイルで猟をされている著者の本になります。罠でいこう!と考えていらっしゃる方もいるかと思いますが、その方にもオススメします!

 また、狩猟に興味があるけど、まずどうしたらいいのかわからない人にとっても、間違いなく買って損はない本だと思います!

本全体から伝わる著者の印象

  著者は狩猟において、PDCAサイクルの手法を上手く取り込み、狩猟に出るたびに成果を上げています。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことで、継続的に改善していく手法のこと。

 SNS上でたびたび「こんな狩猟者にはなりたくない」として挙げられる事例を見ると、このPDCAサイクルという視点が抜けた『我流(オレ流)』をこじらせていることが多いです。
 すでに、狩猟を始めていらっしゃる方の中にもこの「こじらせ我流高齢者」が幅を利かせていて、距離を置いている方もいるようです。特に鉄砲猟だと命の危険もありますしね。

以下ではわかりやすくするため、1部2部・・と表現していますが、著書でそのような表現はありませんので、ご了承ください。

(1部)単独忍び猟記

 ここでは、著者が狩猟を初めてからイノシシ(山鯨)を獲るまでが記されています。

 その文章はまるで、著者と同じ時間同じ空間で、狩猟を体験しているような感覚を覚えます。

(2部)単独忍び猟具考

 こちらでは、狩猟(特に銃猟)に必要かつ著者が厳選した猟具について、選んだ理由を含めて記されています。

 情報過多な昨今、逆に何を選べば良いかわからないので、わたしはこの著者が選んだ猟具をまず買ってみようと思います。

(3部)わたしの単独猟の始め方

 あまり詳しく書いてしまうことはネタバレになってしまうので、詳しくは述べられませんが、著者は猟期以外にする「あること」が重要だと記しています。

 わたしも早速さわりの部分を実践してみましたが、それだけでも得られるものがあった「あること」でした。

(4部)単独忍び猟の基礎知識

 ここでは、著者が狩猟を始める前に知っておきたかったことが書かれています。

 これから狩猟を始める方、すでにされている方にとっても、なるほどなぁと思うところが詰まっていると思います。

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まとめ

 いかがだったでしょうか?

 この値段で、この著書を読めたことに感謝いたします。

 繰り返しになりますが、1部の猟記の文章力に、わたしは著者と一緒に狩猟をしているかのような錯覚に陥りました。

 おそらく、この本は何度もこれから読み返し、その度に気づかせてくれるバイブルになるのではないかと思います。

 なお、この本では、実務的な手続きのやり方は記していません。

 それはまた、「わな猟の教科書(著者;東雲輝之、発行所;株式会社秀和システム)」でご紹介します。

 最後に著者のブログのリンク

山のクジラを獲りたくて
狩猟、単独忍び猟、射撃を中心に山遊びのブログ

 

 

コメント

  1. 因島のトラ より:

    WILD CATさんは、どちらで狩猟をするおつもりですか?地域によって狩猟期間が違います。通常は11月15日から2月15日ですが、地域によって早く始まったり、遅くまで狩猟できたりします。
    猟友会に入った一番のメリットは、先輩に教えてもらえることです。猟友会の駆除を手伝ったのですから、分からないことはすべて会長さんに色々と聞いてください。
    ワナを掛ける場所や、ワナの種類、設置方法、穫れたら、止めさしの方法・血抜き・運搬の仕方・解体場所・解体方法・肉の保存方法 等ナド。私は新人には、一番穫れやすそうな場所を教えています。獲物が獲れないと、数年で止めてしまいます。

    独学でも可能ですが、時間が掛かったり、知らないうちに違法になったりします。
    狩猟の車も、先輩の狩猟車を見学しておくと良いと思います。

    因みにダニが好きな人は居ませんが、関西以西では冬でもダニが居ますので、ご注意ください。

    • WILD CAT WILD CAT より:

      コメントいただきありがとうございます。
      有害駆除が終わってから、特に猟友会関係で動きがなかったので、ここ最近は自分でやれることを見つけてやっている感じです。
      因島のトラさんにアドバイス頂いたとおり、早速、すでに猟友会員の友人に今後の猟友会の流れを聞いてみたところ、10月に一度集まりが例年あるようで、それにお声がかかりそうな状況です。(静岡県)
      10月になりましたら、しっかり猟友会の方に色々学んでみようと思います!

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